80代女性、体重急減(37.8→33.4kg/30日)受診の緊迫度は?
person70代以上/女性 -
受診の緊急度と状況の評価などをうかがいます。
83歳女、身長140cm、現在肺MAC症でHOT(2L、spO2安静時98%)実施中。3月1日から体重減少が毎日200〜300グラム減少が継続し、3月末時点で33.4kg。比例して傾眠傾向が強まり、ADLの低下(歩行が独歩から常に伝い歩きに、とくに歩き始めの一歩が遅い、浴槽の出入り困難)、認知症状の悪化(テレビを見なくなった、短期記憶困難、昼夜逆転、便失禁)が認められます。
体重減少中の同月半ばにはかねてフォロー中の大学病院呼吸器内科を受診、血液検査と画像所見では「先月と大きな変化なし、とくにCRP(1.6→1.3)とBNP(133→50)は良い方向」とのこと。
また、体重減少に比例してとくに下肢に顕著だった浮腫が消退(リベド血管炎or結節性多発動脈炎疑いで観察中だった)。
食事例は朝が米飯茶碗半分目玉焼き1個、蒸した人参が約20グラム、味噌汁にメイバランス1本、昼がメイバランスのみ1本、夕は肉が魚を約60gと米飯茶碗半分と味噌汁+イチゴ一粒。
次回の呼吸器内科、総合内科受診日が再来週ですが、
1.これより前に受診する必要があるか
2.減少が著しいと感じるが、医学的にはとうか?
3.推定される原因の傾向は?(別の重大な病気or認知症等によるものか)
なお、既往は乳がん左右、子宮頸がん、結腸がんとがんサバイバーです。
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