肺腺癌 緩和ケア中 帰宅か、病院か

person50代/男性 -

何度かお尋ねしたことがある50歳の弟のことです。一年7ヶ月前に右中葉肺腺癌と診断され、抗がん剤治療をいくつかやってきましたが治療がなくなり、2月末に緩和ケアに移行しました。在宅医療、訪問看護さんの力を借りて過ごしていましたが、4月に入って急激に腰痛と、左足の痛み、麻痺を訴え、日に日に耐え難い痛みになっていき、在宅で使用できる痛み止めはもう最大ということを告げられました。医師からは痛みのコントロールのために、緩和ケア病棟への入院をすすめられましたが、家にいたいという弟の意思を尊重し、兄弟が仕事を休み介護をしてきました。痛みでほとんどまとまって寝られない状態が続き本人も限界と感じたのか、緩和ケア病棟に4日前に入院をしました。在宅の医師からも4月中旬頃に5月は迎えるのが難しいのではないかと言われましたが、入院時緩和ケア医からも同様のことを言われました。理由は時々せん妄のような状態が見られることと、痛みのせいか、薬のせいか、ぼーっとすることが多くごはんが突然食べられなくなったからかと思いますが、入院して疼痛コントロールができてきたところ、食欲は復活し食べられているようです。本人はどうしても自宅へ帰りたいと言っています。入院も疼痛コントロールのためだと考えて決意したものです。本人の家に帰りたいと言う希望を優先してある程度のコントロールができたところで、来週早々にも家へ返す方がよいのか迷っています。在宅で病院と同様の痛み止めが使えるのであれば、家族がなんとか介護して過ごせたらとは思います。痛みは背骨の粉砕骨折で、その一部が脊髄を圧迫しているようです。やはり、病院と同等の痛み止めを使用するのは難しいのでしょうか。在宅時は皮下注射の常時注入するものプラス自分で押すタイプ、今は静脈に点滴を入れているようです。本人の希望だとしても、苦しむのであればと考え迷います。在宅では難しいのでしょうか。

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