網膜細動脈瘤、レーザー治療、術後に見えなくなった、硝子体注射のリスク
person70代以上/女性 -
■患者:80才女性(=私の母親)
■症状:4月初旬に顔を洗っていた所、右目に違和感を感じた。具体的には、右目の視界の右下隅にグレーがかった黒い点が見えるようになった。飛蚊症か網膜剥離かもしれないと心配し、近所の眼科を受診することにした。
■受診履歴:
4/17⇒初受診。検査の結果「網膜細動脈瘤」と診断。医師からは「レーザー治療」を勧められる。母はレーザ治療が怖かったが、1分で終わる&痛くない&保険対象になると説得される。
4/24⇒レーザ治療を受ける。瞳孔を開けていて、眩しいと思いながら、自宅へ帰る。
4/25⇒右目の視界に「真っ黒なバスタオルが掛かっているような状態(=相手の顔を見ると、髪と眉と目は見えるが、鼻と口が見えず、顎は見える状態)」のため、緊急で眼科を受診する。医師からは「困ったな。薬(カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム30mg)を出すので、1週間に来て」と言われる。
5/2⇒息子である私も同行し受診。医師は「黄斑の上で出血していないので、目は見えている状態。薬で出血はもう少し引くと思うが、元通りにはならないと思う」「出血は1か所で、表層の出血は引きつつあるが、深い所の出血が引きにくいと思う」「これ以上の治療となると、目に注射が必要で、他院へ紹介状を書く」とのコメント。
■質問
[1]画像を見ると、出血は黄斑から遠くで、黄斑の上に出血はなかったです。黄斑の上に出血がなくとも本症状は出ますか?
[2]カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムを引き続き行ったとしても、効果は見込めないでしょうか?
[3]硝子体注射で、元に戻る確率は上がりますか?また、目に注射は怖そうですが、どんなリスクや後遺症がありますか?
[4]今回のようにレーザ治療で症状が悪化することは考えられますか?(今言っても仕方ないが)本来は血管強化剤で治療するべきだったのでしょうか?
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