末期癌 父の最期 膵臓癌

person60代/男性 -

2020.7 膵臓癌発覚
2020.8膵臓全摘手術
その後TS1服用
2021.12リンパ節転移
抗がん剤チェンジを3回繰り返し、特に大きな副作用もなく過ごす。
2023.5多発性肝転移、黄疸が強く治療中止、そして在宅医療。

自宅に戻ってからは少し食欲も少し戻り、
黄疸で痒くて中々寝付けなかったりとかはありましたが痛みも幸いコントロール出来ており、穏やかに過ごしていたかと思います。
しかし、退院して5日後トイレに行っても尿が出ない。と言う。
そして亡くなる当日の朝自分でトイレに行く。昼くらいから意識が低下してきてる、と母から連絡があり、急いで実家へ帰りました。
父に会ってビックリ、数日前までラーメンを食べて一緒に買い物へ行き、朝まで自分でトイレにも行き話せていた父が、瞳孔が開き息が荒く苦しそうで、話せなくなっていました。
肝不全になる。とは聞いていましたがこんなに急に。
苦しそうなのでと眠れるように坐薬を入れてもらいましたが効かず、在宅の先生が来て、点滴で苦しみを取るとお薬を入れてもらいました。
意識は戻らなくなるかもしれないこと、もう話せなくなるかもしれないことを伝えられ、私たち家族で話し、父を苦しみから解放されるなら、とお願いしました。
まだ最期ではないですからね、と言われたのですがその点滴を入れてほんの数分で、父は眠るように逝ってしまいました。

悲しみや辛さでよく分からないままだったのですが、たぶんその最期の点滴はモルヒネだったと思うのですが、意識は戻らないかもしれないがまだ最期じゃない。と言われたのに、数分で逝ってしまいました。
最期苦しまず、痛みに侵されることもなく、母、子供たち、そして孫に見守られながら安らかに逝ったのでそのことに後悔はありません。

ただ素朴な疑問で、父は結局最期亡くなったのだと思いますか?

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