分子標的薬アレセンサの効果の見通しについて
person60代/女性 -
60代母が2022年12月、肺腺癌ステージ4(ALK遺伝子変異陽性)の確定診断を受けました。
(投稿者は息子です。)
診断時:左上葉原発(1cm程度) 原発近くに2箇所転移(微少)
気管周囲1箇所、肺門部リンパ節1箇所、臓器側の胸膜に2箇所転移(胸膜播種?)
脳・骨などの遠隔転移なし 悪性胸水なし
ALK陽性 PD-L1高発現(80%) TTF-1(+)
2021年1月より、分子標的薬アレセンサ投薬開始後、全身の薬疹により一次休薬、
その後アレセンサ半量にて再開。(少量のステロイド投与→現在は中止)
現在までに薬疹は出ていません。
(他には倦怠感、味覚障害、朝晩に軽い咳があるが日常生活には問題なし)
5月の定期CT検診では、胸膜転移2箇所の縮小を確認、他の箇所も現状維持か若干の縮小傾向でした。血液検査、腫瘍マーカーも基準値内です。
ただ一つ気になるのは、ALK陽性かつPD-L1高発現の場合、分子標的薬の効果は長く続かず
免疫療法の効果も薄く、予後不良の見通しである文献も散見されます。
(このあたりは主治医からは詳しい説明はありません)
アレセンサ耐性後の治療方針は、現在の主治医の先生と相談しながら決めていく事として、ALK陽性+PD-L1高発現の場合のアレセンサを含めた分子標的薬の奏功期間の見通しについて臨床データ等がございましたらご教示頂ければ幸いです。
家族経営の自営業でもありますので、今後起こりうる様々な事を想定しておかなければなりません。
宜しくお願いします。
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