周期性ACTH-ADH放出症候群は周期性嘔吐症に含まれる?

person10代/女性 -

小5女児です。

年長時に夕食を抜いた翌日に頻回嘔吐で当時自家中毒と診断。以後、年1~2回、夕食は抜かなくとも翌朝嘔吐があり、補液とドンペリドンで軽快していました。小4時、これが年4~5回に増悪し、本来自家中毒であれば徐々に減少することが多いところ、逆に増加したため、これまで脳波にててんかんはなし、CTにて脳腫瘍はなし(MRIは施行せず)までは検査しており、今回、同じような発作が起きて(ここ数回は嘔吐はなく、吐き気のみ)、念のため、有機酸代謝異常等の検査を行っています。

質問は、極まれに周期性ACTH-ADH放出症候群というのがあると聞き、もし、採血データで判明した場合は、周期性嘔吐症と診断されると考えますが、周期性ACTH-ADH放出症候群だとしても、治療方法は、周期性嘔吐症と特に変わりはないでしょうか(偏頭痛予防の処方等)。

まだ、結果が出てないので何とも言えませんが、今回発作があった時の他の採血データは異常ありませんでした。(ナトリウムや血糖は正常値)。また、血圧上昇や乏尿は認められませんでした。また、周期性ACTH-ADH放出症候群ならば、1週間ないし2週間ごとに頻回に嘔吐発作があるとのことなので、年に4~5回ならば違うのかなとも思います。ちなみにケトン体は陰性です。身長に対してかなり痩せているので、筋肉量が足りないのは理解し、体格が良くなれば発作も落ち着いてくると希望的観測は持ちつつも、他の病気あるならば、例え年に4~5回でも予防できるなら予防したいという気持ちがあります。

他に起立性調節障害の可能性はあるか聞いたところ、子供の場合、何もないときはまったくの正常であるため、今のところ起立性調節障害の可能性は低いと言われました。

質問に戻り、どんな病態でも基本的には周期性嘔吐症の予防のための治療になっていくでしょうか。

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