内頸動脈狭窄症の手術はCEAかCASか?

person60代/男性 -

以前も相談させて頂いた内頸動脈狭窄症の手術を検討している者です。
主治医が脳血管内治療の専門医ということもありCASを勧めるのですが、CEAかCASかで迷っています。
勘違い等あるかと思いますが、ご教示頂ければ幸いです。

問1.
最近はCASが主流だそうですが、私には次の理由でCEAのほうが適しているのではないかと思います。
あえてCASを選択するメリットはあるでしょうか?
逆にCEAにデメリットがあるでしょうか?
選択基準は第一が安全性、第二が服薬期間の短さです。

・私は手術跡が残ったり、入院期間が長くなることに抵抗はない
・異物を留置し、プラークを押さえたまま残すことに不安感がある
・私の患部はCEAの実施が困難な場所ではない
・CEAの場合、施術者が直接自分の眼で患部を確認しながら行うので安心感がある
・CEAの場合、術後の服薬は抗血小板薬1剤1か月で終了する
・CASの場合、術後の抗血小板薬服用期間が長いため、将来的に休薬調整の必要性、怪我や事故の際の止血困難リスクが伴う
・CEAは眠っている間に手術が終わるので手術中に不安を感じない
・CASは歴史が浅く長期的な安全性等不明な点が多い
・CEAは医療被ばくの心配がない

問2.
術後の服薬は次のとおり差が大きいとの情報を得ましたが実際はどうでしょうか?

・CEA→抗血小板薬1剤を1か月間服用して終了
・CAS→抗血小板薬2剤を3か月間服用し、その後1剤に減薬し一生(一年という説もある)服用

問3.
CEAの実績豊富な病院でのセカンドオピニオンも考えおり、納得ができたらその病院への転院も視野に入れていますが、セカンドオピニオンで病院の品定めをするような転院方法は転院先が嫌がるという話も聞きます。
実際はどうでしょうか?

以上、よろしくお願いします。

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