虫垂癌による転移。大腸に腫瘍がある場合のオピオイドの使用について

person50代/男性 -

50代の兄ですが、7年前に虫垂癌に罹患し手術で取り除きました。数ヶ月抗がん剤の薬を服用していたのですが、費用の面で治療を続けることが出来ず、やめてしまいました。
先月中旬に下血があったため検査したところ、虫垂癌の転移の可能性があるということでしたが、その検査結果を聞く前に腹痛を訴え救急車で運ばれました。
検査の結果“腹腔内に多数の播種があり虫垂癌の多発再発”と説明がありました。肛門からすぐのところに腫瘍の塊があり塞いでいるため、便を出すことが出来ずどんどん溜まっていき、胃まで到達してお腹を圧迫している状態とのことでした。
腹部の状況から、あらゆる手術等の可能性が断たれ、抗がん剤治療も出来ない中、現在は胃管により胃の拡張を抑えながら、痛み止め(点滴)でお腹の痛みを抑えている状況です。もしかすると、今日か明日かの命かもしれないとのことでした。
ここで質問なのですが、お腹の痛み(癌による疼痛)が酷く、癌の疼痛であるならオピオイドで痛みを軽くすることができないのかと思い聞いたところ、兄の場合大腸に腫瘍が詰まって便を出せず圧迫している状態で、オピオイドは便を出にくくさせる作用があるため、使用することによって本人を余計苦しめるだけだから使うことが出来ないと言われました。
その辺の説明がしっかり理解出来ず、オピオイドを使うことによって本人の体内でどのような事が起き、どのように苦しめてしまうのか教えていただければと思い投稿させて頂きました。
説明不十分で申し訳ありません、この内容でご回答頂ければお願いしたいかと思います。

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