運動誘発性の心房細動が自律神経の調整で治る(治まる)確率と運動再開の目安
person30代/男性 -
35歳男です。2年前コロナワクチン接種後から心臓の違和感が続き、同時期に母が前頭側頭葉型認知症になり、かなりのストレスがありました。その後、激しい運動(バドミントン)をしている最中に突然、息苦しさ・めまい・動悸などが現れるようになり、後に心房細動と判明しました。バドミントンは週1、2回していましたが、発作は毎回ではなく1年間の間に4回起きました。
また、2回目の発作あたりから喉の閉そく感が定期的に出るようになり、これは悪化傾向でした。
期間中には人間ドック、大腸内視鏡、胃カメラ、トレッドミル心電図、ホルター心電図、喉のファイバースコープ、胸部と喉のCTを実施していますが、どれも異常無し。トレッドミルとホルター実施時にも心房細動は確認されず、ホルター時には動悸・息苦しさが出たものの、心電図は異常無し。なお、4回目の発作以降はバドミントンなどの激しい運動は中止していますが、ジムやジョギングなどの軽い運動は継続しています。
喉の閉そく感が辛く、現在は総合内科にてロフラゼブ酸エチル0.5mgとセルトラリン錠2mgを1日1回摂取し、薬が効いている間は喉の閉そく感は無くなります。同時に漢方の柴胡加竜骨牡蛎湯も処方されています(半夏厚朴湯は以前飲んであまり効果無し)。
引き続き投薬治療を進めていきますが、喉の閉そく感が治れば激しい運動をしても心房細動が出なくなる可能性はあるのでしょうか? 若年者では自律神経の乱れにより単発で心房細動が出ることもあると聞き、心房細動が出なくなることに期待しています。それでも心房細動が出るようなら激しい運動は諦めるかアブレーションを検討します。
また、激しい運動を再開するタイミングは喉の閉そく感が完全になくなってからの方が良いのでしょうか? 軽い運動は現在も定期的に実施しており薬を飲むと喉の閉そく感は軽減されます。
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