血管造影検査による被曝量と妊娠・子供のリスクについて

person20代/女性 -

2年前に、膠原病の結節性多発動脈炎の検査で、血管造影検査を行いました。

結果、異常はなかったのですが、後になって血管造影検査の被曝が多いことを知りました。
妊娠を考えており、子供や母体の影響を教えていただきたいです。

同意書に記載のあった方法、被曝における内容を転記します。

###方法
・針を刺す部位(足の付け根、または腕)を消毒し、痛み止めの注射(局所麻酔)をします。
・皮膚の上から動脈に針を刺し、カテーテルを入れ、目的部位で造影剤を注入しながら撮影します。
・血管を拡張させる薬を腸の血管に注入して撮影する場合があります。そのときは下痢のような
腹痛や便意を催すことがありますが徐々に治まります。
・検査の終わりに出血しないように楽刺部の血管を押さえ、テープで固定します。

###放射線を使用する際の放射線被ばくについて

血管造影検査は、エックス線を用いて行います。エックス線を多量に浴びると皮膚が赤くなったり、皮膚潰瘍ができたりすることがあります。ごくまれにその部位に悪性腫瘍が発生することがあります。
通常の血管造影検査でのエックス線の被ばくが全身に与える影響はほとんどないと考えられます。しかし、染色体異常や将来のがんの発生率への影響がまったくないとはいえません。

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