「タケキャブと膵臓がんの関係について」の追加相談
person70代以上/女性 -
80歳女性です。31歳で受けた胃癌手術(3分の2摘出)から49年が経過し、現在は萎縮性胃炎(残胃炎)逆流性食道炎・ピロリ菌残留などで都内の大学病院で経過観察中です。また、7年前に膵臓尾部に5ミリの嚢胞が見つかり、最近、膵臓分枝管にIPMNを疑う嚢胞が指摘され、近日中に造影MRI検査が予定されています。10年前から残胃炎の症状が強くなり、PPIの投薬を継続中なので今回の質問者様の内容が気になり、自身でも検索してみましたところ、このエビデンスに基づく内容が記載された論文が見つかりました。(当サイトの規定で医療機関名は記載外です)
現在は、軽度のバレット食道炎他の症状(胃切除後ダンピング)もあり、投薬を避ける状況ではありません。
また、最近は、食事量も急激に少なくなり、胃部の存在感がなく、食物が横隔膜のあたりにたまる感じがあります。
排便をスムーズにするためにビスフルファートやセンノシドも服用しています。
PPI投与が膵癌やIPMNとの関連があるこの論文の中には、将来的に膵臓癌の腫瘍マーカー(CA19-9)とPPIとの組み合わせで膵臓癌早期発見に繋がる可能性を示唆しています。
私としては、長年にわたり、残胃のケアーで処方されていた薬が膵臓癌やIPMN発生の可能性に繋がり、また、そのPPIが膵臓癌早期発見になるという医療研究の未来に複雑な心境です。勿論、すべてPPI投与が膵癌発生に関連するとは信じたくありませんが、私のような現況のケースでの投薬についての先生方のご見解を伺えればさいわいです。
よろしくお願いします。
タケキャブと膵臓がんの関係について
私は25歳男性で、2年ほど前から逆流性食道炎になり、現在も治療中です。
徐々に良くはなっていますが、現在もタケキャブ、アコファイド、ガスモチンを服用しています。
とある記事を見つけて心配になり相談したいと思い質問しています。
その記事はタケキャブなどのPPIが身体における細菌の殺菌効果がなくなり、膵臓がんになりやすくなってしまうというものでした。
現在、祖母が現在膵臓がんの手術のために入院していて、父も健康診断にて膵嚢胞が見られるとの所見を受けました。以前にNHKのきょうの健康という番組で親族に膵臓がんの患者がいると膵臓がんになる確率が上がるということを知り、私もなってしまうのではないかと心配しています。
タケキャブが本当に膵臓がんになる確率を増加させてしまうかについてのエビデンス的な考えと、私の年齢を鑑みて膵臓がんになる確率が増加するというリスクよりも、逆流性食道炎を治療するためのタケキャブのベネフィットを摂るべきかどうかの考えを聞きたいです。
また、現在食後に背中が痛むことがあるので、それも心配です。
現在かかっている病院では言いにくく、この場で専門家の方々のご意見を頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
person_outlineしょうさん
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