父親(90歳)の下部胆管癌の治療方針について

person70代以上/男性 -

90歳になる父に関して相談です。90歳で認知症も無く脊柱管狭窄症以外は健康上特に大きな持病はありません。4月急性膵炎となり胆道ドレナージを実施、胆管がんの可能性があるとのことで細胞診を行いましたがその時点では癌は発見されずCTによる検査でも転移は認められない状況でした。その後8月にドレナージの交換の際、改めて細胞診を実施したところ、下部胆管癌が発見され合わせてPET検査も実施しましたが、転移は確認できませんでした。担当医(消化器内科)によると腫瘍は1,5センチ程度であるとのことです。
治療としては、手術又は何もしないかの二つ選択肢だけとのことでした。手術は90歳という年齢を考慮すると相当リスクあるということでしたので、結果何もしないという選択肢を示されました。(ドレナージだけ継続)
その後Webで確認すると胆道がんも先進医療として陽子線治療が適応とのことで、紹介状をもらい改めて陽子線施設で放射線専門医の診断を受けたところ、腫瘍は消化管の近くにあり陽子線を当てると消化管に悪影響を与えるのでやめた方が良いとの診断を頂き、むしろ一般のX線治療の方が安全な治療が可能とのことでX線治療を勧められました。さらにチェックポイント阻害剤での治療も放射線に加え検討しても良いのではとアドバイスを頂きました。
そこで、質問ですが、消化器内科の先生は、下部胆管癌では一般(X線)の放射線治療をすることまずないと言われ。チェックポイント阻害剤も転移をした後に使用するもので転移の無い段階で使用するものでは無いとの見解でした。放射線科の先生(最近まで大学教授も務められたベテラン医師)によるとX線で治療を行うのが良いとの判断と、チェックポイント阻害剤などの治療も検討に入れても良いのではとのことでした。ついては、それぞれの専門の先生により意見が分かれていますが、ご意見をお伺い出来ればと思います。

内科分野、他 に限定して相談しました

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