65歳男性、多臓器不全、十二指腸潰瘍の出血が止まりません

60代/男性 - 2023/09/17

65歳の父が8/22に尿が出なくなり、足のむくみもひどく血液検査しました。
高血圧、肝臓、尿酸値、栄養状態等様々な数値が悪いため8/24に再検査し、排尿処置を受けHCUへ入院。
心不全、腎不全等の多臓器不全と診断。
8/28、下血のため輸血。十二指腸潰瘍が発見され内視鏡でクリップ止血。
8/29~8/31も黒色便が出て内視鏡で止血。
9/1、出血多量で心肺停止しかけて緊急開腹手術で縫合。Hb6。血圧60。潰瘍は肛門側の乳頭部、胆管と膵管との合流点から1cmほどしか離れておらず大きいそう。
胃にチューブを入れ、絶食のため足の付け根にカテーテルで高カロリーの栄養を入れています。
9/4、認知症の疑いありとの診断。
9/5、再度出血がありCTで確認、内視鏡検査。肺気腫も認められ、脳梗塞の痕もあるとのこと。
しかし内視鏡では出血点が認められず。
約5時間後、再度検査をすると露出血管が認められ、クリップで止血。
9/10、150cc出血。Hb6。内視鏡でクリップ止血、止血剤散布。
開腹手術の腹の傷は回復し、血小板の値も正常、胆汁の値も改善したが、潰瘍の治りが悪いそう。
9/12、150cc出血。内視鏡ではまた出血点不明の可能性が高いため、胃の粘膜を保護する薬を飲み始める。
9/13・14、75~80ccの出血。Hb6。飲み薬継続、亜鉛入りの薬も追加。
9/17、200ccの出血。Hb4。内視鏡では出血点不明、止血剤散布。
担当医からは、ここまで出血を繰り返す場合、膵頭十二指腸切除した方がいいが、心不全でEF35%のため、手術に耐えられない可能性が高く難しいと言われています。
また、腎機能も低下しCr4.9に悪化。
血圧は90~120程度に安定していますが、祈るしかないのでしょうか。
転院困難、ピロリ菌は陰性、血管内治療も難しいと言われています。