脳腫瘍(胚細胞腫瘍)再発に対する二度目の全脳全脊髄放射線治療による認知機能低下について
person40代/女性 -
病歴
・15年前に胚細胞腫瘍(ジャーミノーマ)と診断。発症部位は視床下部、下垂体、大脳基底核。
・化学療法(エトポシド、カルボプラチン)3クールと放射線治療(全脳全脊髄20回程度)を受ける。
・腫瘍は画像では消失。後遺症として尿崩症。
・今年5月、再発の診断(再発部位は小脳)
・現在、化学療法4クール(1-2クールはICE療法、3-4クールはカルボプラチンをシスプラチンに変更)を終了。腫瘍は画像では消失。
・今後、放射線治療(全脳全脊髄12回)を予定
お伺いしたいこと
・二度目の放射線治療を受けることによる認知機能の低下のリスク、QOLの維持について
・前回の治療後、複数同時作業が難しい、短期記憶の低下、顔面の神経症状(首の不随意運動)などの症状が継続している。
・上記症状のすべてが放射線治療によるものかはわからないが、今回、放射線治療により3割程度の患者になんらかの認知機能低下の症状が出るとの説明を受けた。
・再発リスクを下げる為に放射線治療が有効であることは理解していますが、日常生活に支障をきたす程度の認知機能低下リスクがあるのであれば、QOLを優先して化学療法までに止める事も選択肢と考えられるのでしょうか。
・前回の治療後の症状から、今回の放射線治療により、なんらかの認知機能低下の症状が出る可能性は高いのではないかと不安です。どの程度の認知機能の低下を想定したら良いのでしょう。
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