頸部神経鞘腫、摘出手術のリスク

person50代/男性 -

右頸部腫脹に関してリンパ節転移を疑い、手術を行いました。

開いてみると腫れはリンパ節ではなく、迅速病理診断で「神経鞘腫」と判断されたためそのまま閉じた、と説明を受けました。

最終的な生検結果も神経鞘腫で確定、摘出するには神経脱落などのリスクが高いため経過観察します、という診断でした。

医師の判断はもっともだとは思うのですが、術後に以下のような違和感を感じております。

1. 腫脹の位置が変わっており、手術前より目立つようになった。

2. 位置が変わったことによるものか、首を動かすと圧迫感や、腫脹が筋などにこすれるような「ぐりっ」という感覚があり気持ち悪い。

これらの違和感が気になり、手術前より辛さが増していることになんとなく納得がいかずにおります。

腫脹の位置が変わったというのは、手術前は奥歯真下あたりにあったものが少し耳側にズレた状態で、そのため前より目立ち、違和感も増しています。

医師に確認すると、圧迫していた静脈から離す作業も行ったし、開いて中をいろいろ触っているので少し位置が変わることはあるかもしれない、とのことでした。

担当医は摘出には否定的で「大きくなって摘出が必要な場合は神経脱落を覚悟のうえで手術を行う、癒着などの影響もリスクを高める要因になる」とのことでした。

ちなみに術中の写真を見ながらの説明では、腫瘍は迷走神経と副神経に挟まれたところにあり、位置的に考えると横隔神経、交感神経、頸神経などからの腫瘍の可能性があると説明を受けました。

以下質問です。

質問1
医師の説明のニュアンスは「摘出=神経に障害」といった感じなのですが、やはり障害を残さずに摘出するのは難しいのでしょうか?

質問2
早めに摘出するのと経過をみて大きくなってから手術するのではどちらがリスクが高いのでしょうか?

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