上室性期外収縮 多発
person70代以上/男性 -
81歳男性です。基礎疾患は咳喘息と逆流性食道炎です。
今年9月初めに整形外科の手術の事前検査で上室性期外収縮を発症していることが判明、ホルター心電図検査の結果、期外収縮は1日あたり25,000発、最大18連発。心臓エコーは異常なし、またはっきりした自覚症状はありません。
抗不整脈薬ピルシカイニドを処方され2週間服用しましたが効果は限定的、1服用あたり3~4時間程度効く程度でした。その後、整形外科の医院は遠隔地であったため地元の循環器内科クリニックへ転院。10月より薬物治療を開始し、β遮断薬ビソプロロール2.5mgを服用しています。
薬の効果は脈と簡易心電計を併用して確認していますが、効き出すと24時間近く整脈状態が続くことがありますが、一貫性がなく、おおむね1日おきに整脈、不整脈を繰り返している状態です。悪いときに簡易心電計で見るとひどい波形で、3割くらいは多連発を含む期外収縮らしき不整脈で占められている感じです。
以下質問です。
1. 心房細動への移行
この多発性期外収縮は心房細動へ発展する可能性は大きいと考えられますか?臨床例から見ていかがでしょうか?高齢なほど危険ですか?
2. 抗不整脈薬について
薬で発現回数は平均値としておおむね5割くらいは減少していると思われますが心房細動への移行に対しての予防に効果があると考えられますか?
3. アブレーション手術について
クリニックの医師はアブレーション手術を薦めず、このまま様子を見るしかないと言います。いずれ心房細動へ移行する可能性が高いのであれば今のうちに(さらに高齢になる前に)アブレーション手術で根治したいと考えますが、器質的疾患無し、自覚症状無しでは一般的に言って、アブレーション手術は適応にはなりませんか?
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