アトピーとお風呂の関係

60代/男性 - 2024/01/18

子供の頃から乾燥肌のアトピー性皮膚炎です。治療は基本の塗り薬を使いステロイド剤、保湿剤の対処療法です。長年かゆみとの闘いです。
今回のご相談はお風呂の件です。お風呂に入ると体が暖まり必ず全身に熱感症状が出てかゆみが増します。お湯の温度は38～40℃で入浴時間を10分にして無添加のボデーソープの石鹸を使用してゴシゴシ洗わないようにしています。そしてお風呂上がりはすぐ保湿剤を全身に塗っています。困るのは、お風呂上りに、とにかく“熱がこもったまま”そのせいで”かゆい”ことです。その間にもかいてしまい血が出るのです。
そのあと就寝するために寝床に入りますがなかなか寝れないのです。長時間なかなか熱が抜けずにずっと体が熱くこもったままで体全体がかゆいのでますます寝れないのです。アイスノンなどの保冷剤で冷やしていますが、全く効き目がありません。
ですので最近はお風呂を敬遠して毎日入浴していません。アトピー症状も落ち着いているので今日は大丈夫だと思った時に、たまに２～３週間に一回程度入浴すると、お風呂に入ることで一気にアトピー症状が悪化してしまいます。
以前はこのような熱がこもってなかなか抜けないなどはありませんでしたが、ここ４～５年続いています。
お風呂に入る目的は、汚れを流して皮膚を清潔に保つことや余分な角質層を取り除き、代謝を高め、保護機能を正常に保つことにあります。そのほかにもリラックス効果や血行促進、良質な睡眠のためにも正しい方法で湯船に浸かることは、体にも心にもとても良いことです。
理解していますが、どうしようもなく困っています。
現在は、いつも体はタオルなどで拭いて、足湯で対応しています。足湯程度ならひどくなりません。
先生方何かいいアドバイスをいただけますとうれしいです。よろしくお願いします。