L-Pシャント術後180日後の胃ろう(PEG)造設について

person70代以上/女性 -

4月末に公立病院で脳動脈瘤破裂クリッピング術後、転院先で水頭症になり、L-Pシャントをつくって頂いた患者家族です。クリッピング術後には自分の名前も言えるようになり、先生や看護師も驚くほど奇跡的に回復の道へと歩みだすことができました。一時的に呼吸が不安定になり、気切カニューレを長く挿入。途中あくびで顎が外れることが癖になり、顎にプレートを入れ将来嚥下訓練に支障がでないよう尽力していただき、9月初めに民間回復期病院へ再び、転院しました。 LPシャントで管理しながら、栄養はNGチューブから入っています。11月上旬に、気切カニューレが抜け嚥下訓練を開始しました。ただ気管切開したあとの穴がなかなか塞がらず、今年1月下旬に穴を塞ぐopeを施行しました。嚥下訓練が結果的に遅れ、3月上旬でリハビリ期限を迎えようとしています。本人の状態は、歩行は難しくても、発語もでき、意思を伝えられ笑顔も出る状態です。
 予定では、胃ろうを造設し、嚥下訓練をしながら施設へと思っていたのですが、ここにきてシャントの問題で外科医の判断で胃ろう造設はできないため、中心静脈栄養しか選択肢がないと言われました。そして嚥下機能検査でも反射が少し遅れて起こる状態であるため、これ以上は訓練も続けられないと言われました。
 これはいい変えれば、再起のために180日間訓練を続けてきたが、自力での食事(胃と腸を使う経口摂取)は諦めて、体力が弱るのをひたすら待つ人生になりますという宣告のように感じます。時間もお金もかけてきたのに何のための180日だったのか家族としては途方にくれてしまいます。LPシャントの場合、胃ろうの造設は本当に不可能なのでしょうか。またNGチューブ挿入下の嚥下訓練において、気管に少量入った異物に対して時間差で反射がある状態で、それ以上の訓練をしないで諦めることはよくあることなのでしょうか。

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