解離性の幻聴と抗精神病薬の投与について
person30代/女性 -
発達障害(大学卒業後に発覚)のある家族の幻聴についての相談なのですが、
現在、幻聴悪化のため統合失調症に準じた治療(抗精神病薬投与)を行っていますが、
薬剤を2種類併用投与しても完全に治まっていません。
そのため、柴山雅俊教授の
1)「解離性障害のことがよくわかる本」と
2)精神療法Vol.47 No.1「現在の解離症とその治療=解離症と精神病様症状」を取り寄せて拝読したのですが、
本人が幻聴と表現している内容が、「解離性の幻聴・幻視」に、ほぼすべて当てはまっていました。
統合失調症との識別上のポイントの「他社の先行性・まとまりのない発語・文脈を欠いた唐突な行動」も一切ありません。
また、解離性幻聴の治療は、心理療法と抗精神病薬は投与しても少量となっていました。
仮に、解離性の幻聴とした場合、
現在の抗精神病薬の高容量投与が、逆に今後悪影響を及ばさないか心配になっています。
今のところ、抗精神病薬特有の副作用はでていませんが、過眠傾向と少し過鎮静傾向があるかと思う程度です。
そこで質問ですが、
解離性の幻聴として
1)抗精神病薬を高容量で継続した場合の悪影響は「どのようなもの」が考えられますでしようか?
2)様子をみながら、早期に減量した方がいいのでしょうか?
※もちろん、主治医とは次回面談時に相談するつもりですが、その前に、他の先生方の意見をお聞きしたいと思い質問させていただきました。
以上 よろしくお願いいたします。
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