原因が特定できない腹膜炎、虫垂とメッケル憩室切除を提案されています

person60代/女性 -

一昨年秋、みぞおちの痛みから吐き気、下痢、その後、痛みは下腹部右側に移動、翌日に37.8℃の発熱、虫垂炎様の症状が出ましたが薬なしで翌日に軽快。
その後、周期的に腹痛、発熱が出現、昨年夏にはCRP30,白血球16000でクラビット内服、1週間後には軽快。
昨年秋、同様の症状が出現、抗生剤内服無効で入院、抗生剤の点滴でも炎症反応が治まらず、診査腹腔鏡手術、患部は特定できず癒着した腹膜の剥離、腹腔内洗浄ドレナージ処置で回復、退院となりました。

入院前の単純CTでは虫垂炎は指摘されず腹膜炎を指摘、消化管穿孔の可能性もありと記載。胃・大腸内視鏡、注腸造影検査で胃、十二指腸、大腸の穿孔は否定的、小腸穿孔は不明、憩室ポリープは胃と直腸の上に各1つありました。

入院時の造影CTでも虫垂炎とは言われず、膿瘍が腹部に広がっているようと言われましたが、抗生剤点滴のおかげもあったのか診査腹腔鏡では膿瘍は腹部左側に薄くあっただけでドレナージでは排膿なしでした。術前の腹痛は右側のみでした。
執刀医のお一人にあそこまで出来上がったひどい腹膜炎は初めて見た、というようなことを言われました。

退院1か月半後の造影CT、エコーでも腹膜炎の原因は特定されず、主治医の先生から、あの状態では虫垂炎でもわからなかった可能性があるので虫垂と、ついでにメッケル憩室の切除を提案されました。
虫垂炎、メッケル憩室炎と特定されたわけではないので、手術を迷っていて保留となっています。
そこで質問なのですが、
1)小腸の穿孔があったけどその後は塞がっていて、また孔があくという可能性はありますか?
2)上記のような経緯で虫垂とメッケル憩室の切除は推奨されますか?虫垂単独切除の場合より腸の癒着など後遺症はひどくなりますか?
長文、申し訳ありません。どうかよろしくお願い致します。

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