低酸素血症にさらされた重症患者に見られる多発微小出血について
person30代/男性 -
【背景】
現在、脳神経内科関連の疾患により30歳 男性(既往歴無し)が意識なくICUに入院しています。
入院後、敗血症ショックを起こした後に頭部MRI検査を行ったところ、入院初期には見られなかった無数の小さな黒点が白質部に確認されました。
主治医からはコロナなど重症感染者において見られる所見とだけ言われ、その後色々調べてみると「Critical illness-associated cerebral microbleeds」と呼ばれる出血の文献にたどり着きました。
その文献内では、認知機能との相関があることは分かっているが、その他の詳細な影響については記載がありませんでした。
【質問】
1、Critical illness-associated cerebral microbleedsの場合、認知機能以外にどのような後遺症が出る可能性があるのでしょうか?(写真参照)
2、一般に脳内の微小出血は、自覚症状すら伴わないものが多いかと思いますが、Critical illness-associated cerebral microbleedsとの違いは何でしょうか?(出血量の多さ?)
※患者本人のMRIの写真は無いので、下記文献の掲載写真を引用「Fat emboli and critical illness-associated cerebral microbleeds (CICMs) in a patient with sickle cell disease: Do these 2 entities coexist?」
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