62才、男性、急な激しい腹痛
person60代/男性 -
62歳、男性、47歳時に大腸癌の腹腔鏡下切除術を受けています。手術は、盲腸部から大腸を30センチほど切除し、おへその上から10センチ程を切開して患部を取り出したようです。
手術後暫くしてから不定期に激しい腹痛に見舞われることが有り悩んでいます。
頻度は、月数回の時もあれば、年に数回の時もあり、大きくバラついています。
これまでの経験則では、消化の悪いモノ(例: 野菜等の繊維質やアーモンド・ピーナッツ等の豆類)を多めに摂取した時に発症することが多いと思いますが、必ずしもそうでない時もあります。尚、普段から便秘傾向にはなく、どちらかと言えば軟便です。
痛みは突然襲ってくる時もあれば、じわじわと来る時もありますが、痛みの程度は非常に強く、脂汗を掻き、起きたり座ったりしては居られない程です(横になると少し楽になる感じ)。また、痛い時は明らかにお腹が膨れており、上から見て切開部の右側が特に前へ出ている感じで、その部分を押すと更に痛みを感じます。
大抵は数時間で治りますが、ひどい時は数日間続くこともあります。一旦、痛みが引くと不思議に全く痛くなくなります。
ホームドクターの診断では、切除した腸部分に癒着があり、腸閉塞状態になっている可能性が高いが、実際に痛む時に診ないと分からないと言われています。対処療法として、大建中湯、ミヤBM整腸剤を10年程、毎日3回服用しているのに加え、頓服としてブスコパン及び芍薬甘草湯を処方されています。
このまま、食生活に留意するしか他に対策はありませんでしょうか。また、手術後の癒着と決め付けてしまって良いのでしょうか。最近、背中(左側の腰部より20センチ程度上部)が頻回に痛いこともあり、癌の転移や他の隠れた大病ではないか気になる所です。尚、術後は大腸内視鏡(2年に1回)と胃内視鏡(毎年)を欠かさず受けています。
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