精神薬の錠剤の種類(速放・徐放・延長放出錠)・用量による作用・副作用の発現のしやすさについて。
person30代/男性 -
双極2型及びADHDです。
ラミクタールに加え、医師の認可を得てブプロピオンを服薬しています。
ブプロピオンの増薬を検討するにあたり、質問内容は
■IR(速放)錠100mgを1日2回(計200mg)とXL(延長放出)錠300mgを1日1回では、
・どちらが副作用を発現しやすく、作用を実感しやすい傾向にあるか」
(個人差はあれ、薬学的・医学的・臨床試験のデータ的にはどうなのか。
臨床試験のデータ的にというのは「ブプロピオン」に関係なく
パキシル・パキシルCRのように異なる錠剤がある薬のデータを参考にして頂ければ)
・5半減期以上の休薬期間を設けて服薬を再開した時と、
服薬をし続けて血中濃度が安定している時で答えは違ってくるか」
の2つです。
用量は少ないが、血中濃度の推移が激しく最高値の高いIR錠100mg錠2回と、
用量は多いが、血中濃度の推移が穏やかで最高値も低いXL錠300mg錠1回の対比です。
補足。
ブプロピオンはIR(速放)錠、SR(徐放)錠、
XL(延長放出)錠の3種類の錠剤があります。
ブプロピオンの各錠剤での血中濃度の推移グラフを所持しているのですが、
画像が添付できないのでグラフ内容を文字で表記します。
最高血中濃度への到達時間はIRで2時間、SRが3時間、XLで5時間。
半減期は錠剤の種類に関わらずおよそ12時間。
IR100mg錠、SR150mg錠、XL300mg錠をそれぞれ「1回」服薬した時の
最高血中濃度時の値はIR100mgで約130ng/mL、SR150mgで約105ng/mL、
XL300mgで約120ng/mLです。
IR100mg錠を1錠目の服薬6時間後に更に1錠飲んだ場合は
最高血中濃度が役145ng/mlまで上昇します。
宜しくお願い致します。
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