間質性肺炎合併の肺がんに対する陽子線治療について
person70代以上/男性 -
78才の父親についての相談です。
二年前に肺に影が見つかりました。
左下部側面。肺の外側壁に張付くような扁平な形。
同時期にPET検査を行い、内側から組織をわずかにとり生検も行いました。そのどちらもがんとは判断できないという結果でした。
その後の経過観察で、数ミリの厚さのまま上下と内側に数年かけてゆっくり広がっていることがわかりました。
先月主治医(呼吸器外科)から、病巣が薄いので外側内側どちらからも生検では正確な結果は難しい。しかしこの広がり方はがんの疑いが強い。
がんだった場合、余命は悪くて二〜三年。
本来は切除を考えるが、問題点がいくつかあり大変判断が難しいそうです。
以下に問題点を列挙します。
1、子供の頃の肺結核により右肺が3分の2ほど硬化している。
現在は左右の肺を合わせると肺機能的に全く問題ないが、右肺が硬化している状況で左肺を部分切除するのはリスクが高い。
また取り残しがあれば再発リスクもある。
2、慢性間質性肺炎(軽度)を持っている
手術による急性憎悪の可能性が約10%
急性憎悪後の生存率は50%
その後主治医からセカンドオピニオンを勧められ、そこ(呼吸器内科)でも話を聞きました。
主治医からは、がんと未診断のまま放射線治療はできない。手術をするか何もしないかを選択するように言われました。
そこで、陽子線治療について教えていただきたいです。
今年6月から陽子線治療の肺がん適用が始まりますが、
保険適用化の背景として、この治療についてデータが蓄積され、一定の効果があると認められたからなのか?
陽子線治療に関して相談したいが、主治医が乗り気で無い場合どうすればいいのか?
という事が知りたいです。
以前主治医に重粒子線治療や陽子線治療について質問した際、先進医療はお勧めしない、標準医療が一番効果があると言われています。
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