喉頭枠組み手術についてお尋ねします
person60代/男性 -
2021年1月に早期の喉頭がん(声門)が見つかり、ラリンゴマイクロサージェリーで患部(長さ数センチ、深さ3ミリ)を切除しました。以降、定期検査でも再発の兆しは見られず経過は順調です。一方で術前に医師から言われていた事ではあるのですが、声質が悪化し、酷いしわがれ声と小さい声量のため日常のコミュニケーションにも支障が生じ、精神的にも辛い日々が始まりました。マイクロファイバーで声帯を見ると、切り取った声帯の根元が癒着しており、正常であればVの字になっているはずの声帯がYの字になっており、かつ声帯も閉じ切らず隙間ができている状態になっております。
この声の状態を改善すべく、多くの医者に「どんなリスクでも治せるものなら今すぐ治したい。例えば癒着した根元を切ればVの字に戻るからいいのではないか」と訴えたのですが、術後に一定期間を経ないことには「がん再発リスク」も生ずるので今は方法はないと言われ、丁度3年半が経ったところです。
そんななか先週相談に行った医師から、声帯の位置を物理的にずらす「喉頭枠組み手術」が有効ではないかとの見解をいただきました。事実、凹んだ側の声帯を押すと発声が楽になります。この方法ですと、声帯を直接さわることにはならないので、ガンの再発リスクも抑えられるのではないかと考えます。また、私はそれ以前に咽頭と食道ガンで放射線治療をMAXに受けてますので、喉頭の組織にも一定のダメージがあると言われております。
このような状態において、発声を改善する方法としての喉頭枠組み手術の妥当性、またこのタイミングで手術を受けることの是非について、様々なご意見を頂戴いたしたく存じます。雑な文章で不十分な説明かと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
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