経口ホルモン剤の副作用による血栓症への対策について
person60代/女性 -
まずは、経口ホルモン剤の副作用による血栓症の機序として、経口ホルモン剤の初回通過時に肝臓で凝固因子が生じるためで経皮であれば凝固因子は生じないという日本の医師による論文をネット上で見ました。
もし、経口ホルモン剤による血栓症対策を薬剤で行うとした場合ですが、まずは抗凝固薬が上がりそうに思いました。
また、AskDoctors相談検索では、長時間の航空機搭乗の深部静脈血栓症対策で、抗血小板薬のバイアスピリン(低用量アスピリン)が欧米の医師で処方されたとの情報も見ました。
さらに、副作用の情報から抗凝固薬にしても抗血小板薬にしても副作用の出血傾向となり、脳内出血や眼底出血、消化管出血など懸念します。
医師の診察前の予習で、いくつか質問させてください。
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選択として、A「抗凝固薬のみ」、あるいは、B「抗凝固薬と抗血小板薬の両方」のどちらが良さそうでしょうか...?
仮に、抗凝固薬をエリキュース、抗血小板薬をバイアスピリンにした場合、エリキュースは1、2日飲めば効果が出そうな気がするのと、バイアスピリンはある程度長期服用で効果が出そうな気がしますが、一応は基本的にはそれぞれ長期服用としてください。
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血栓症対策の効果と懸念される副作用の出血傾向の兼ね合いですが(年齢や既往にもよるかとも思いますが)、抗凝固薬と抗血小板薬それぞれ、効果があって副作用が起きにくい容量を決めていくことになるのではと思いました。
例えば、Aの場合でエリキュース5mgではなく2.5mgの低容量でホルモン剤と共に長期服用、
あるいは、Bの場合でエリキュース2.5mgとバイアスピリン81mgではなくて25mgの低容量でホルモン剤と共に長期服用、
といった組み合わせが頭に浮かびはしました。
先生方の選択や組み合わせ、お考えなどご教授くださいますようお願いします。
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