転移性肺がんの陽子線の治療可否について
person60代/男性 -
60代男性の家族の転移性肺がんについて相談です。
縦隔リンパ節(左側)に放射線をかけた線量の合計は、右肺腫瘍の陽子線治療ができるかどうかの判断に関係してくるのでしょうか?
経緯としては、肝臓癌を発症し、約5年前に腫瘍摘出しました。肝臓には再発していませんが、3年前に肺に転移が見つかりました。右2つ、左2つの腫瘍があり、標準治療の抗がん剤で治療してきました(数ヶ月で薬が効かなくなり、現在一巡し、一番最初に投与した薬を再度試す予定です)。
他に縦隔リンパ節への転移も途中で見つかり、その部分の癌の増殖スピードが早かったため、左側に放射線をあてた結果、縦隔リンパ節の癌の大きさはそれ以降変わっていません。
ただ、ここ3ヶ月ほどで右肺の胸膜近くの癌が大きくなり始め、最大径2.6cmで1ヶ月3mmずつ大きくなっています。本人に自覚症状はなく、元々あった左肺の癌の大きさは変わっていません。
あてられる線量は少し残っているが、効果が出るほどではないと医師に言われたのですが、右肺2つの腫瘍を陽子線などで治療できる可能性はありますか?
縦隔リンパ節に放射線をあてた時は一時的に軽い放射線肺炎になりましたが、現在は問題ありません。また、抗がん剤の副作用なのかわかりませんが、肺の水が一時期溜まりましたが、今は減り、ほとんどない状況です。
腫瘍は4つあるものの転移が発覚してから左側の腫瘍の大きさは変わっておらず、増大してきているのは右側2つだけなので、その2つに陽子線などをあてて癌を抑えることを希望しています。陽子線をあてられる可能性があればリスクはどういったことでしょうか?
他に可能性がある治療があれば併せて教えていただけたら大変助かります。
宜しくお願いいたします。
各回答は、回答日時点での情報です。最新の情報は、投稿日が新しいQ&A、もしくは自分で相談することでご確認いただけます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。