自己免疫介在性脳炎疑い患者の回復期にみられる臨床について

person30代/男性 -

【背景】
30歳男性(既往歴なし)です。
自己免疫が疑われる脳炎で、NORSEの状態にあり、免疫抑制剤を含む免疫療法と、静注鎮静を半年行っていました。

病態が落ち着き、2週間ほど前から静注鎮静を停止したところ意識レベルが向上し、「うなづき」「ウィンク」「腕振り」「表情の変化」などを合目的に行えるようになってきました。
しかしながら日ごとに意識レベルが大きく変動しており、上記合目的動作を行える時もあれば、終始睡眠状態で刺激での覚醒もしない事があります。
また意識の有無に関わらず数十秒程度の無呼吸が出ることもあり、一時的にサチュレーションが60%台に低下することもあります。
※投薬(レベチラセタム、ビムパット、バルプロ酸、カルママゼピン)

【質問】
Q1)脳炎患者の回復期の経過として、日内変動は現れるものなのでしょうか?(もしくは病態が継続していると考える方が自然でしょうか?)

Q2)意識がある時も無呼吸を示すことがありますが、何かしら異なる病態が隠れている可能性はありますでしょうか?

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