抗がん剤による膵がんの治療

person70代以上/女性 -

75歳の母親が今年度に入って局所進行の膵がんと診断され、主要な血管を巻き込んでいるために、手術ができず、まずは化学療法からという流れになりました。膵がんの影響で、肝臓がかなりダメージを受けている様子で、黄疸もひどかったので、まずは最初の病院に入院して、肝臓の上部と下部をパイプで繋いで、膵臓の病理診断を行いました。

その後は少しでも助かる可能性を伸ばすために、放射線治療なども可能な集学的治療を行っている大学病院に変えたのですが、最初に処置した肝臓の具合が悪く、度々炎症を起こしたり、肝膿瘍などが現れたせいで、パイプを金属ステントに変えたり、さらに大きなステントに変えたりと、肝臓のケアのために入退院を繰り返し、抗生剤を使ったりと未だに肝心の化学療法の治療に入れていません。

担当医の先生からの説明で、まずは肝臓の調子を良くしてからでないと、抗がん剤(ゲムシタビン?)を投与できないということは理解しているのですが、この1ヶ月ちょっとで、膵がんの治療ができていないせいで、膵がんもますます広がっており、リンパ管に食い込んできている状態(ステージ4?)です。予後もどんどん悪くなるばかりで、焦っています。抗がん剤は強力なもので、副作用を考えると、確かにある程度身体の状態を整えてからでないと投与は難しいのでしょうが、こういった状態の場合、膵がんの治療まではただ待つという選択肢しかないのでしょうか?

母親は膠原病の皮膚筋炎も患っており、元々その薬(ステロイド)も服用しており、それも肝臓の状態を悪くする一因になっているので、最初の抗がん剤を打つまでにどれだけ時間が掛かってしまうのか、下手したら間に合わせない可能性も考えてしまいます。

このまま標準治療に入れない場合は、藁にもすがる思いで自由・民間診療(免疫細胞療法)などの選択肢も検討しております。何かご助言頂ければ幸いです。

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