心臓カテーテルでの血管損傷について

person70代以上/女性 -

患者は私の母、80歳女性です。
心臓CT等の検査の結果、労作性狭心症と診断され、確定診断のため心臓カテーテル検査を実施し、冠動脈1か所に狭窄があることがわかり、ステントを挿入する心臓カテーテル治療を行いました。
ステントを挿入する心臓カテーテル治療の後に担当先生から家族へ以下の通り説明がありました。
その内容について質問します。

<先生の説明>
・当初、右手首からのカテーテル挿入を試みたが、途中でカテーテルが先に進まず、左手首からの挿入に切り替えた。しかし左手首も途中でひっかかり先に進まず断念、足の付け根からの挿入に切り替えた。その後、バルーンおよびステントは挿入に成功した。
・右手首および左手首からの挿入時に、カテーテルが血管を破り、出血が起きた。
 (出血の様子を示すレントゲン動画を見せていただきました)
 じわじわとした影のように見える部分が出血している様子を示している。
 出血は(腕を)圧迫することで止血に成功した。
 (じわじわとした影がなくなっているレントゲン動画を見せていただきました)
・止血部分が再度出血することは無い。
・(止血部分の傷が悪化していないことを、今後定期的に検査したりするか?の質問に対し)
 止血部分についての血管の検査はしない。

<上記の説明を踏まえ、質問>
・心臓カテーテル検査および治療での血管損傷は、「よくあること」なのでしょうか?
・血管損傷部分は、再び出血したり、傷の部分が盛り上がって血管が狭窄したり、血栓ができたり、という恐れはないでしょうか?

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