⚫️治療法のない闘病に10年 抹消点滴の中止の決断についてアドバイスをいただきたいです
person50代/女性 -
治療法のない神経系難病を患う家族についてです。発症してもうすぐ10年、2年前にホスピス入りました。もう寝たきりとなり、意思表示はかろうじて文字盤に指差しでやっています。嚥下力も低下しており、口からの食事は1日、アイスやケーキを数口ゆっくり食べる程度です。経鼻や胃ろうは本人の強い意思で行いません。
大便の時のみ職員2人がかかりでトイレに車椅子で運び、その際の骨折の可能性が高まっているため、便はオムツでして欲しいと言われるのを本人が拒絶しています。
本人はホスピスに入る前「スイスに連れて行って(安楽死させて)欲しい」と家族に言いました。ですが飛行機など(事実上)乗れる状態ではありませんでした。
本人は死の受け入れはとうの昔から出来ています。今、家族がしてあげられることは、ここまで(たぶん家族のためだけに)頑張ってきた彼女が、最後(骨折、肺炎、窒息などが原因で)苦しみながら、あるいは1人で、あっけなく亡くなる可能性を下げてやることだと思っています。
数日前に、主治医は「突然何が起きるかは分からず、残りの命は(1日か半年か)は全く分からない」とおっしゃっていました。
【質問】
抹消点滴を(500ml /1日)しています。本人の意思を受けて、これを徐々に減らす/ゼロにすることで、苦しみなく(ゼロとは思っていません)逝かせてやれれば、と考えています。水分を絶った最後の1〜2週間に家族の緊急駆けつけ体制を整えることも目的です。
●この提案をホスピスと主治医に受け入れてもらうために、前提条件はありますでしょうか。医師の皆さんから、アドバイスを頂きたいです。
動かない身体と様々な合併症で10年、本人は苦しんできたので、最後は出来るだけ苦しみを排除し、家族がいる場で送りたいのです。(実際の死の現場ではそれが少ないことも承知しています。)
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