低リスク前立腺がんの治療方針について
person60代/男性 -
低リスク前立腺がんの治療方針についてのご相談
61歳 男性
1年ほど前から夜間頻尿(2回~3回)があり職場の健診ではPSAの数値が以下のように推移し、前年の健診では2.55だったが、本年5月の健診では、4を上回った。
5月4.220。生検を実施。結果(別紙)は、12本中2本に病変(グリソンスコア6)。前立腺の中に限局している。遠隔転移なし。
主治医からは、がんは前立腺内に限局し根治をめざせる状態であり、以下の治療法を提示された。
1.監視療法 3か月ごとPSAの検査、年一回の生検を実施。
2.手術は神経温存については大学病院で実施しているが主治医の病院では実施しいない。手術の後遺症として、尿漏れ、勃起障害がある。
3.放射線 腹部を切除しないメリットはあるが、副作用として膀胱炎、血尿などがある。
4.その他、ホルモン療法もあるが、これをうけるなら現状では、監視療法で良い。
治療法が複数あるため、それぞれのメリットデメリットを検討して、2週間後に治療方針を決めることとなった。
3の重粒子線病院の医師にもセカンドオピニオンでアドバスを受け、低リスクでも重粒子線で根治可能との回答を得た。
1については、主治医も重粒子線の医師もあまり薦めていない。
2のロボットによる神経温存ができる大学病院にも受診可能だが、重粒子線とロボットによる手術が良いか迷っている。
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