脳炎患者の適切なリハビリ転院タイミングについて
person30代/男性 -
【経過】
難治頻回部分発作重積型急性脳炎の疑いで治療している30歳男性、既往歴無しです。
半年間ほどICUで静注鎮静と免疫抑制剤を含む治療を行い、一般病棟に転棟してから1.5ヶ月ほど経ちます。
2ヶ月ほど前に静注鎮静を減量したところ「まばたき」「追視」に従命する程度の意識が戻り始め、現在はかろうじて両腕を動かすことができる程度にまで回復しております。
しかしながら、現在も傾眠傾向が現れたりと意識レベルには波があり、半日〜1日程度で消失する37℃台の突発的な発熱も起きることから、こちらのサイトで「まだ脳炎が完全に治っていないのでは?」との回答も頂きました。
【質問】
現在は急性期病院に入院していることもあり回復期病院に転院が必要なタイミングとなっております。
一方で上記に記載した通り、臨床を踏まえると元々の脳炎が完全に治っていない可能性もあります。
算定日数の都合もあるため、「リハビリに集中できるタイミング」かつ「リハビリが効果的なタイミング」で転院させたいと思っています。
Q1)意識レベルに波がある状態は、やはり脳炎が治っていないと考えるべきでしょうか?
Q2)脳炎が治っていない場合、リハビリの効果は限定的になるのでしょうか(急性期病院での治療を継続すべきなのでしょうか)?
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