74歳女性。圧迫骨折後、便秘が18日続いている。どうしたらいいか

person70代以上/女性 -

【患者プロフィール】
年齢・性別: 74歳女性
既往歴: 肥満。糖尿病あり。十年以上前に心筋梗塞のカテーテル手術歴あり、以降血管系の薬を服用中
現病歴: 転倒(尻餅)による圧迫骨折(L3)で2週間入院。便秘。退院後も便通がない状態が続いている

【経過】
便秘: 転倒時から便通がなく、入院一週間目以降にかんちょうや摘便を試みるも効果なし。摘便を担当した看護師さんは「直腸に便がほぼなかった」との事
腹痛: 転倒時に腹部痛(筋肉痛のような痛み)を訴えるが、現在は痛くないとの事。
痺れ:今のところ圧迫骨折による痺れはなし
服薬: コルセット着用、痛み止めとしてトラマドール配合を服用中。入院中に処方された便秘薬を服用中
検査所見: CTで硬い便が詰まっていることが確認されている。医師より「痛み止めの副作用かもしれない」との説明あり
入院中にされた医師からの説明は「一度力んだ際に迷走反射があり、慎重に対応中。退院すれば気分が変わって便通があるかもしれない」との事だった

【現在の状況】
退院後3日が経過。退院後2日目に極少量の排便があったのみで、便通がほとんどない状態(入院期間を含め18日間ほぼ便通なし)。普段から便秘がちだったので、転倒前から便秘が続いている可能性もある
その他の症状: 食欲低下(事故前の1/3の食事量。だるそうな様子が見られる)。受け答えはハッキリしている
本人の訴え: 本人は「腸が動いている感覚があるから大丈夫」だと語っている。

【質問事項】
緊急性の度合い: 便通がない状態が続いているが、緊急性についてどう判断すべきでしょうか。本人は自宅からの移動を嫌がっているが、すぐにでも受診させたほうがいいか? 
危惧すべき状況: 現状で想定されるリスクや懸念事項は何か、教えてください

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