卵巣癌ステージ1C1(粘液性) 抗がん剤治療について
person30代/女性 -
ステージ1C1(組織型は粘液性)の卵巣癌で、手術後の抗がん剤治療が必要かどうか質問させていただきたいです。
これまでの治療の経過は下記の通りです。
今年6月、片側卵巣が肥大していた為、開腹手術を2回受けました。
1回目(6月末)は、片側卵巣・片側卵管・大網を摘出し、片側卵巣がダグラス窩に癒着していた影響で術中破綻しています。癒着の残存はナシとのことです。
術後の病理検査では、卵巣が粘液性腺癌と診断されました。(卵管・大網・腹水は陰性でした)
その後、追加で子宮・残りの卵巣&付属器・リンパを全摘する2回目(8月末)の手術を受けました。この際、摘出した臓器や腹水の病理検査は陰性で、ステージ1C1(組織型は粘液性)の診断を受けています。
現在は、ここまでの治療が済んだ状態です。
今後の治療方針について、主治医からはガイドラインに沿った治療を薦められており、予防的観点から抗がん剤治療(TC療法)を提案されました。現在、目に見える形で体内に癌はないけれど、術中破綻によって細胞単位で残ってしまっている場合に備えてだそうです。
しかし、先日がんセンターにてセカンドオピニオンを受けたところ、抗がん剤治療は必要ないとの見解を伺いました。理由としては、粘液性癌には抗がん剤が効きにくいとされているから&術中破綻はしているものの残存ナシだから、だそうです。私の治療の経緯を鑑みて、再発予防の観点からも抗がん剤を使用する必要性をあまり感じないそうです。抗がん剤の副作用(痺れ)も懸念していました。抗がん剤使用の有無に関わらず、再発する時はする、しない時はしない、という多くの患者さんを診られた肌感覚があるそうです。
どちらの先生のご意見も正しいような気がして、抗がん剤を使うか否か、悩んでしまいました。
多くの先生方のご意見を伺って、今後の決断に役立たせていただきたいです。よろしくお願いいたします。
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