ドイツでの小学6年生の息子の足首治療とリハビリについてのご相談

person10代/男性 -

小学6年生の息子(ドイツ在住)は、右足首の内果骨折とその後の感染症により、2024年4月10日にドイツの大学病院で関節鏡手術を受けました(骨端炎/ブロディ膿瘍および内果骨折)。手術後、5か月間リハビリを行っていますが、右足首の可動域は90度までしかなく、背屈ができないため、歩行も足を引きずる状態が続いています。

9月に受けたMRIの結果は以下の通りです:

成長板の異常(遠位脛骨):Salter-Harrisタイプ3の骨折の痕跡と、成長板および骨端に信号異常、骨髄浮腫が確認されました。
距骨および舟状骨の関節面の不整と骨髄浮腫:関節面の不整があり、痛みや機能制限の原因となっている可能性があります。
外側楔状骨の軽度な骨髄浮腫:軽度の浮腫がありますが、その他の中足骨は正常です。
靱帯や腱は正常:前方靱帯、外側靱帯、三角靱帯、アキレス腱には異常がありません。
内果周囲の軟部組織に軽度の浮腫:炎症や回復の過程に伴うものと考えられます。

このMRI結果について、ドイツ人の医師は次のように判断しました:

骨髄浮腫は足首をもっと動かして活動的にすれば自然に治る。
軟骨や関節の不整は大きな問題ではない。

これに基づき、リハビリの強度を上げ、松葉杖を使わないようにとの指示を受けました。また、6週間リハビリを続け、それでも改善しない場合は手術(骨を削る)を行う予定です。
手術後最初の3か月はドイツ人理学療法士と高負荷のリハビリを行いましたが、改善が見られなかったため、日本人の理学療法士に変更し、痛みを避けながらリハビリを行ってきました。
ドイツでは一貫して、リハビリの強度が高く、早い段階で松葉杖を使わないようにとの指示を受けていますが、足首に痛みが生じるため、松葉杖を使ってきました。このような高負荷のリハビリは続けても大丈夫なのでしょうか?

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