ピーテグ(PTEG)、胃ろう、腸ろう。
person70代以上/男性 -
80歳の父親が、脳梗塞による嚥下障害、胃がんによる幽門側2/3胃切除、誤嚥性肺炎頻発による誤嚥防止術(声門閉鎖術)、経口摂取困難による中心静脈栄養(CVポート)を行い、今は在宅で介護しています。
意識ははっきりしており、介助付き歩行でき、家族としては、なるべく元気な状態で在宅で看取りたいと考えています。
中心静脈栄養に比べて、体力、免疫力、感染症防止など自然に栄養吸収ができる経腸栄養にメリットを感じ、中心静脈栄養から経腸栄養(ピーテグ)へ変更を検討した次第です。
そこでピーテグを行なっている総合病院へ検査入院しました。
入院して5日ですが、在宅時と変わった点は中心静脈栄養の輸液が1,000ml→1,500mlへ増量されました。栄養失調気味の為、手術前に栄養をつけると説明されました。
ピーテグの検査は適応可でしたが、いくつか疑問点が出てきました。
1.輸液を増やしたところ、在宅時は痰の吸引が6時間毎でしたが、入院後に1〜2時間毎に増えました。
胃液嘔吐の回数が2〜3回/月から毎日になりました。
輸液を増やすと、このような事は起こり得ますでしょうか?
2.胃液嘔吐の原因について、内視鏡結果、胃の吻合部に狭窄はなく、造影剤も腸を問題なく通過しており、原因は胃の蠕動運動が良くないからだろう、と説明されました。
栄養をつける為、事前に経鼻栄養チューブを胃まで入れるとの事、本来は腸まで入ると思いますが、これは妥当でしょうか?栄養剤が胃に溜まって嘔吐してしまうと思いますし、ピーテグを腸まで入れる時の事前検証にもならないと思います。
3.ピーテグ手術で食道にバルーンを入れる際に気管孔を圧迫して窒息してしまう為、気管孔に人工呼吸器をつける。そのために全身麻酔をかけるとのこと。ピーテグのメリットは局所麻酔ですが全身麻酔であれば胃ろう、腸ろうでも良くないでしょうか?
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