「75歳の母について。 トリプルネガティブ乳がん術後肺転移疑い。生検肺切除の体への...」の追加相談
person70代以上/女性 -
肺転移後、本人は抗がん剤を使わない方針希望、家族の中で抗がん剤を推奨されるなら使う、使わない、と意見が分かれています。正解があるものでは無いとは思いますが、ご意見いただけますとありがたいです。
胸腔鏡生検により、乳がんからの肺転移が確認されました。転移の確定診断と、ホルモン等の検査は生検の病院で実施し、結果のプリントをもらいました。あまりホルモンのプラスは大きくないようです。
PDl-1の検査もお願いしていて、その検査は大学病院で実施し、時間がかかると言われ、家族同席希望で診察日を調整し、今週結果を聞きに行きます。セカンドオピニオンも希望してあります(セカンドオピニオン先の予約も取りました)。
本人は今は毎日違うところが筋肉痛だ、と元気に運動などしています。生検後数日で順調に退院し、1週間程で創部感染による腫れ、発熱と倦怠感等により同じ病院に再入院、抗生剤点滴等1週間程で退院し傷はその後は腫れもせず塞がりました(黄色ブドウ球菌でした)。同室の患者さん達と話をできたり、外科的処置を実際に受けて、いい経験と感じたようです。
75歲 F
臨床診断 右転移性肺腫瘍疑い (Primary: 左乳癌)
病理学的診断
Metastatic carcinoma, lung
報告月日 24/9/10
病理学的所見
右下葉部分切除(35x15x7mm)。
肉眼的には、小結節を認め、3mm大のブラを認める。組織学的には、胸膜直下において、 癌細胞が肺胞腔内を埋めるように充実性に増殖する像を認める。乳がんの転移と判断する。 断端陰性とする。
ER, PR, HER2, Ki-67染色を追加する。
免疫染色結果を追記します。腫瘍細胞は、ER(a few+)、PR(-)、HER2(+) (2+相当)、Ki-67LI 25% (hotspot)でした。
75歳の母について。 トリプルネガティブ乳がん術後肺転移疑い。生検肺切除の体への負担について。
各種検査後、肺生検について乳腺主治医から他科依頼。呼吸器外科で、胸腔鏡で取れなそうなら肺の一部を切除するかもと言われ、本人は胸腔鏡ならやってもいいが、胸腔鏡で取れないようなら中止を希望しようとしています。家族はおおむね同意していますが、片肺の5分の1(9と10の区域)を切ることにもメリットはあるのか、またどれくらい負担になるのか気になっています。転移が疑われた今ではなく、例えば半年とか1年後にまたCTを撮って、その結果を見て生検、などということもあるのでしょうか。
呼吸器内科の判断で気管支鏡検査は困難。転院前の呼吸器外科まで回され、肺の下の方にいくつかあるうちの大きめの3ミリの影が表面?より少し内側に位置し、放射線の影響も考えられ、左肺は、転移らしき影も右より少ないが、放射線の影響でしぼまないだろう?と言われたそうです。右肺の血管の先の方にいくつかあやしい影はあるそうなのですが、3ミリかそれ以下と、まだどれも小さいようです。肺の真ん中のリンパのあたりがPETで光っていたらしいですが、そこは触れないようです。
以下経過概略です。
ひだり乳がんA病院で全摘リンパ郭清省略。術後に抗がん剤(EC、ドセタキセル)とBクリニックで放射線照射実施。術後2年、今年3月半年毎のCT(A病院の方針)で肺の影指摘。5月末再度CT、肺転移疑い。明確な自覚症状無し。
転移に対する治療はA病院では不可。C大学病院へ紹介。転院前にA病院で上下内視鏡、造影CT、BクリニックでPETCT。C大学病院で頭部MRI、心エコー。肺以外に大きな異常無し。BRCA陰性。2年前の手術検体を染色し直した結果は乳腺科から来月以降説明。
呼吸器外科の生検は、C病院が混んでいることもあり、A病院へ紹介状が出され、C病院の医師も参加しA病院で術式等検討中。A病院で検査前CT撮影済結果待ち。
person_outlinechiakiさん
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