後期高齢女性の強いめまいと運動能力の低下
person70代以上/女性 -
87歳の母のことで相談です。一人暮らしの母は2か月ほど前までは多少の足腰の衰えはあっても若々しく元気な様子でした。ところが最近急にめまいを訴えるようになり、日に日にそれが悪化して現在は一人で寝床から立ち上がるのもままなりません。めまいは終日続くのでめっきり外を出歩かなくなり、2か月前まで日によっては1日5,000歩を歩いていた母が現在は杖をついてさえフラフラと覚束ない足取りです。入居している施設の勧めに従い本日近所の大学病院の神経内科にかかりました。終始私が付き添いましたが、もはや一人で歩けず院内の移動は全て車イスを使いました。医師の問診では、まず母から具体的な症状や発症時期、頻度、増悪の有無等を説明した後、医師が目の動き、手指・足指まで含めた四肢の可動域や反応等を座位・立位・ベッドに伏せた状態で計40分ほどかけて丁寧に診察。その結果、医師の診断は、「四肢の筋力は健常であり脳神経系の異常を疑うべき動作の障害も認められない。今すぐ検査すべき具体的理由は認められない。しかしかなり高齢なので、脳、三半規管、眼と云った箇所を精密検査すれば何らかの問題が無いとは言い切れない」(ちなみにひと月ほど前にかかった眼科では関連所見は無し)。ということで2週間後に同病院で脳のMRI検査を受けることになりました。高齢者のめまいについてネットで検索すると、まずは耳鼻科に診てもらうことが一般的のようですが、母はまだ耳鼻科にはかかっていません。母の急激な運動能力の低下は耳鼻科関連ではなく脳内の何らかの病変が関わっているのではないかと不安です(会話や記憶能力には全く問題無し)。また本日の病院では原因特定不可の理由で薬は全く処方されませんでした。しかし2週間後の検査まで例え対症療法でもめまいを軽くしてやりたく、治療方針含めて何かアドバイスを頂けましたら大変ありがたいです。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。