内耳疾患治療にステロイド使用を拒まれる件について
person50代/男性 -
当方,内耳の不調が発現し,先日ステロイド処方のことで相談をさせて頂きました。医師との間で右往左往がありましたが,最終的にステロイド(プレドニンの漸減療法で対象)処方を受け,短期間のうちに快方に向かっている感があります。実は,内耳疾患を発病したのは25年前であり,当時は軽度難聴のみならず耳鳴りやめまい等ひどい自覚症状に苦しみました。このようななかで耳鼻咽喉科を何軒が受診しましたが,多くの病院ではステロイドは処方できないとのことで断われ,症状は一向に改善しませんでしたが,発病から約1ヶ月経った時期に受診した耳鼻咽喉科でステロイド(ソルコーテフ)投与を受けることで快方に向かいました。しかし,その後も症状がぶり返すことが何度もありましたが,仕事の都合上引っ越しを何度かしたこともあり,行く先々で色々な耳鼻咽喉科を受診しましたが,多くの病院ではステロイド処方を拒否されることに遭遇しました。この度の受診時のように発症から短時間のうちにステロイドを処方することで効果的なことが多々あると思いますが,なぜ多くの場合,ステロイドの処方に消極的なのでしょうか?耳鼻咽喉科疾患の場合は,膠原病やリウマチのような自己免疫疾患のように長期に渡ってステロイドを使い続けるのではなく,短期間の投与がほとんどかと思いますので,安全性上の問題は高くないと思います。ステロイドは承認からかなり長い時間が経過し,安全性も確立していると思いますが,なぜ多くの病院ではステロイドの使用を拒むのかが理解できません。何か理由があってのことと思いますので,その辺りについてご教示下さい。
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