ベンゾジアゼピン系向精神薬と脳への影響について
person30代/女性 -
ベンゾジアゼピン系向精神薬(抗不安薬や睡眠薬)を連用していると、認知症のリスクが上がると一時期言われていましたよね。
しかし最近の研究では、ベンゾジアゼピン系薬剤と認知症は関係ないという研究結果も出てきたとか…。
ネットの情報ですと、
「脳MRI画像の検討からは、ベンゾジアゼピン系薬剤の現在の使用は、横断的には海馬、扁桃体、視床の体積の減少(萎縮)、縦断的には海馬の加速度的な萎縮、および海馬ほどではないが扁桃体の萎縮と有意に関連することが示された。こうした結果を受けWolters氏らは、「これらの結果は、ベンゾジアゼピン系薬剤の長期処方に注意を促すガイドラインを支持するものだ」と結論付けている」
との記載がありました。
素人なので分かりませんが、認知症とは関係ないのに脳は萎縮する、というのは矛盾に聞こえてしまいます。
私は現在ベンゾジアゼピン系薬剤、抗不安薬と睡眠薬を服用しています。
量も多い方です。
アルコールやタバコは飲まないし吸いません。
2年前くらいの脳MRI検査では、医師からは年相応だと。海馬も異常なし。しかしその頃には既にベンゾジアゼピン系薬剤は長いこと服用している状態です。
何を信じて良いか分かりません。
実際のところ、ベンゾジアゼピン系薬剤を服用していると前述したように脳に影響があるのでしょうか?
また、認知症のリスクはどうなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
38歳女性
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