膵頭十二指腸切除後の胆管狭窄はステントかバルーンか
person40代/女性 -
2年前、膵頭十二指腸切除術を受け半年ほどでオペ前の生活に戻れました。
昨年、胆管狭窄が起き、治療のため担当ドクターから「ステント留置」を行うという説明を受けました。
ステントは定期的な交換が必要なので不安にしていたところ、家族が東大病院の「バルーン内視鏡を用いたERCP」のサイトを見つけました。
東大医学部附属病院消化器内科胆膵グループ
https://todai-tansui.com/case/forefront/case04.html
サイトによれば「バルーン内視鏡によるERCPは非侵襲的であり、かつ再狭窄が起こっても比較的容易に再治療ができる」とあったので、担当ドクターに相談し「バルーン拡張術」で無事治療を終えました。
半年ほど経ちますが、再狭窄もなく普段通りの生活に戻っています。
質問です。
1.担当ドクターは最初から「ステントによる処置」を決めていたということで、患者側から「バルーン拡張術を試したい」と言わなければ「バルーン拡張術」の説明はありませんでした。
一般に、膵頭十二指腸切除術による胆管狭窄には「ステント留置」が第一選択なのでしょうか。
それとも、何度も狭窄が起こるのを不安視して「安全策としてのステント留置」が選択されやすいのでしょうか。
2.ドクター側が「ステント留置」の経験のほうが豊富なので、「バルーン」より「ステント」を選択しがちということはあるでしょうか。
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