後期高齢者の骨軟部腫瘍は手術か経過観察か
person70代以上/女性 -
患者、私の母77歳
体重、80キロ以上
服薬、胃潰瘍の薬ガストローム。軽い脳梗塞後バイアスピリンと高コレステロール血症の薬ピタバスタチン服用中
病状、骨軟部腫瘍(高分化型脂肪肉腫)
原発巣、左大腿深部大きさ約18cm。
経緯、令和6年11月はじめ頃、左大腿の腫れに気づき整形外科を受診後大学病院を紹介され、1月はじめ骨軟部腫瘍の高分化型脂肪肉腫と診断されました。脂肪肉腫の治療を調べると治療の第1候補が手術なので腫瘍を取り除く手術をするとばかり思っていたのですが、手術の他に経過観察も提案され困惑しています。母親の腫瘍も気づいてからここ2、3か月で太腿まわりの太さが1cm程大きくなっています。
経過観察の理由としては高分化型脂肪肉腫は低悪性であり、転移することは殆どないこと。母が軽い脳梗塞と血液サラサラの薬を服用していること。腫瘍が大きく太腿の血管付近にもある為、血栓等の合併症のリスク、高齢者の手術リスクが大きいのが理由だそうです。しかし高分化型脂肪肉腫が他の肉腫と違い転移をしづらいことは理解しましたが、高分化型脂肪肉腫がこのまま進行すると高悪性の脱分化型脂肪肉腫になる可能性もあるリスクのことは説明されず、放射線や抗がん剤等はせず、定期画像診断で大きくなったり様子が変わったら手術も含め考えましょうと言われました。もちろん手術を反対された訳ではありません。
AIの判断でも適切に処理(手術)すれば5年生存率は100%と出ているので、経過観察のまま何時脱分化し転移リスクを上げてまで手術せずに余生を過ごす選択が良いのかどうか分からなくなっています。手術した方が良いのか脱分化のリスクを抱えたまま経過観察するのが良いのか等、先生方の意見を聞かせてください。ちなみに手術スケジュールは3時間です。どうぞよろしくお願いします。
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