強迫観念なのか、正しい不安なのか

person30代/女性 -

強迫症を患っています。

自分で認知行動療法の本を読み、強迫の不安が出てきたときには「そんなこと起こるはずがない」と正しい知識を思い浮かべ、気にしないように努めています。

それで不安が収束するときは良いのですが時々それが強迫観念による不安なのか、普通の人でも感じる「正しい不安」なのかがわからないときがあります。
特に下記の出来事で悩んでいます。

数ヶ月前、B型肝炎に罹患している友人(その当時治療中)に安全ピンを渡され、友人の衣服の一部を留めてくれと頼まれました。

その際、安全ピンの針の先端が私の指に何度か刺さりました。
出血したかどうかは覚えていませんがチクっとした程度でした。
この出来事から、もしこの友人が直前に私と同じように安全ピンを指に刺していたら自分もB型肝炎に感染してしまったのではないかと不安です。

またこの友人がB型肝炎に罹患した経緯がもし性感染であれば、他の病気(C型肝炎やhivなど)も持っていてそれらにも感染するのではないかと不安になり、病院に検査に行くべきか悩んでいます。

しかし頭の中では

・そもそもこの友人が直前に針を刺しているかどうかわからないこと(そしておそらくその可能性は低い)
・医学の観点からもこの程度のことではおそらくうつらないこと(ただし可能性はゼロではない)
・強迫症になる前の自分なら気にしてすらいなかったであろうこと

このように思うのも事実です。
これらのことから総合的に判断すれば、
「検査には行かなくて良い」とも思います。

しかし相手はB型肝炎に罹患していることが明らかなわけです。
この事実を踏まえても、強迫症を患っていない普通の人は検査に行かないでしょうか?

「検査に行く」という選択が不安の打ち消しに当たるなら取るべき選択ではないと思いつつ、これは本当に行くべき事案なのではと葛藤しています。

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