硬膜外膿瘍の後遺症について
person40代/男性 -
47歳の夫が、2/7金曜日に硬膜外膿瘍で総合病院に緊急入院しました。長年、アトピー性皮膚炎を患っており、自己判断で脱ステロイドを年末からしていました。皮膚からの黄色ブドウ球菌の感染です。
症状を時系列にお伝えします。
2/2日 お昼を家族と外で食べている時に腰の痛みを訴える
2/3月 近くの整形外科受診 腰痛と診断され、ボルタレンの内服薬とロキソニンの湿布を処方される
2/4火 痛みは変わらず、布団で横になる
2/5水 痛みがひどくなり再び整形外科受診 腰に電気をあてたり、腰に何かを貼り付け、温めた。少し痛みが緩和される。トイレの便座が赤っぽく汚れていたが、本人気づかなかった。妻は気づいたが、子供の生理の汚れと思った。
2/6木 発熱 血尿があり、尿路結石を疑い、泌尿器科受診 とくに問題なかったが、総合病院の内科受診を勧められた
2/7金 発熱外来から受診しなくてはならず、待っている間に症状悪化。
座って待てずに、処置室で待つ。
13:00頃右足の痺れが始まる。お尻の感覚もない。排尿もしにくくなる。そのまま緊急入院。手術するか担当した医師は迷っているようだったが、肛門あたりを調べ、この日の手術はしなくていいと判断。抗生物質、痛み止めを投与。
痛みはピークに達する。
2/8土 今まで経験したことのない痛みが数日続いており、本人も家族もとにかく不安。家族が面会したときはまだ手術はする様子はなかったが、夕方頃に手術が決まり、夜11:00頃から手術がはじまる。硬膜の周りに膿がたくさん付いていて、洗浄したと説明をうけた。また、感染で硬膜がもろくなっていたため、手術中に硬膜損傷させてしまったが、補修したとのこと。
2/9日 お尻の感覚、排尿、排便の感覚がない。
2/10月 感覚は相変わらずない。リハビリ開始。18°くらいベッドを起こすのが、本人は
精一杯
2/11火 40°くらいベッドを起こせた
腰から下の感覚は相変わらずない。
2/12水 車椅子に乗れた
感覚はない。
2/13木 車イスに乗れた
感覚はない
サークル歩行器で歩行訓練開始
2/14 面会時、歩行器で面会室に来る
力が入らないから、自分で歩けない
排尿、排便感覚ない
以上が時系列です。
麻痺を確認してから手術をするまでに32-34時間かかっています。様々な症例をみると、硬膜外膿瘍は麻痺の症状があったら、早く手術すると書いてありました。
元のように歩行、排尿、排便はできるようなりますか?
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