神経損傷の後遺症について
person40代/女性 -
1年半前に子宮筋腫のため、子宮筋腫全摘の手術を受けました。その際、全身麻酔導入前に硬膜外麻酔を行いました。硬膜外麻酔の前提として実施した局所麻酔で注射針(カテラン針)が髄腔内に入り脊髄神経に傷がついてしまいました。その瞬間、電気が走る痛みを感じ、左足の感覚が一切なくなる状況となりました。その後、硬膜外麻酔を中止し全身麻酔で子宮全摘の手術を終えました。
術後、左足の感覚は少しずつ戻り回復傾向にありましたが、痺れや痛みは完全に消失せずに現在に至っています。
手術直後のMRI画像では神経の傷が確認できましたが、約半年後にはMRI画像では神経の傷が確認できない程度まで回復していました。ただ痺れや痛みは継続していましたので、担当医に確認したところ、MRI画像で確認できなくなっても痺れや痛みが完全に消失するわけではない。今後も痺れや痛みが残る可能性は高いと言われました。治療の術はないので、このまま痛み止めの薬を服用しつつ様子を見るしかないとのことで症状固定となりました。
術後、約1年半が経過しますが、現在も継続的に痺れ・痛みがあります。歩行もしづらい他、椅子に長時間座わったり、横向きに寝ることで痺れが酷くなるため、日常生活や仕事に大きな支障が出ています。この状態が生涯、続くかと思うと絶望感で鬱になりそうです。
当時の担当医からの説明のように、脊髄神経の傷は MRI画像では確認できないレベルまで回復しているにも関わらず、現在の状況のように痺れや痛みが継続することはある得るのでしょうか?また、この痺れや痛みを根治、軽減させる方法はないのでしょうか?
ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
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