「薬剤性肝機能障害、原因の薬剤を続けながらウルソデオキシコール酸で治療することについて。」の追加相談
person70代以上/女性 -
先日、薬物性肝障害で、イトラコナゾールを飲みながらウルソで治療する件について、ご相談させて頂いたものです。
その節はありがとうございました。
追加で質問なのですが、ALPが145→288、γ-GTPが103→317と、2ヶ月目から3ヶ月目で、急激に値が上がっているのがとても気になります。
又、1ヶ月位前から体のあちこちが痒く、最近痒みが強くなってきて、夜中に痒みで目が覚めるようになりました。
イトラコナゾールを飲みながらウルソを飲み始めて約10日ですが、この10日間にも痒みは少しずつ増しました。
質問ですが、
(1)この、ALP=288、γ-GTP=317は危険な数値でしょうか。
(2)痒みは危険な兆候でしょうか。
(3)医師の診察はまだ3週間弱先なので、それを待たず、受診した方がよいでしょうか。
ご示唆頂きたく、どうぞよろしくお願い致します。
薬剤性肝機能障害、原因の薬剤を続けながらウルソデオキシコール酸で治療することについて。
3ヶ月前に肺アスペルギルス症と診断され、イトラコナゾールを飲み始め3ヶ月経ちました。
先日受診の際の血液検査で、肝機能の数値が上がっているということで、ウルソデオキシコール酸を処方されました。
医師によるとこれはイトラコナゾールによる肝障害ということでした。
通常、薬剤が原因の肝障害の場合、薬を止めて様子を見ると思うのですが、イトラコナゾールは、肺アスペルギルス症の治療に必要な薬のため止められません。
従って、イトラコナゾールは服用しつつウルソを飲むということになったのですが、「一方で肝障害の原因を作りながら、一方で肝障害を改善する薬を飲む」ということに、不安を覚えています。
ちなみに肝機能の数値は
飲み始める前は正常で、1ヶ月目、2ヶ月目、3ヶ月目の数値はそれぞれ下記になります。(※γ-GTPだけは、お酒も飲まないのに、昔から高めでイトラコナゾールを飲み始める少し前の値は65でした。)
AST 35 → 38 → 61
ALT 30 → 37 → 71
ALP 137 → 145 → 288
γ-GTP 90 → 103 → 317
肝障害の原因を作りながら、一方で肝障害を改善する薬を飲むことを続けて、肝臓は大丈夫でしょうか。
受診の際にその疑問を医師に伺いそこねたので、ここで質問させて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
person_outlinemimicatさん
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