80歳父親、尿路感染で発熱、セラチア菌(3+)が検出、これは経過観察で良いのでしょうか?

person70代以上/男性 -

80歳父親を在宅で介護しています。
ベッドとソファを半々くらいで生活しています。

1ヶ月程前に38度前後の熱が続き、訪問医にて血液検査と尿培養検査と痰の培養検査を行いました。
血液検査はCRP8、尿培養検査ではセラチア菌(3+)、痰の培養検査では大腸菌(4+)が検出されました。

訪問医より、spo2が99と安定していて呼吸状態も悪くなかった為(X線検査等は無し)、肺炎は否定され、尿路感染の診断となりました。感受性検査の上、ゾシン(抗生剤)を2日間投与したところ熱が36度台に下がりました。

その後、1週間ほど36度台を維持しましたが、再度38度前後の発熱を繰り返すようになりました。

訪問医に相談した所、細菌が住み着いていて抗生剤で除菌する事は難しい、細菌と共存する事を考えた方がいい、発熱があったら解熱剤で様子を見る、意識が朦朧としたり呼吸が荒くなったり血圧が下がるなど全身状態が悪くなったら対応が必要、と言われました。

しかし、高齢者は対応が遅れると敗血症などに進展する事があり、長期間、様子を見る事は危険ではないかと考えます。
今回の尿路感染の抗生剤投与が2日間と短かった事について、訪問医からは長く使うと耐性菌が出てくるから、これでいいと言われました。
抗生剤により耐性菌ができるリスクは承知していますが、もう少し長く(例えば10日間)抗生剤を使えば尿路感染が寛解していたのではないかと考えます。

こういった場合、感染症に罹る都度、抗生剤で治療するか、それとも細菌と共存しながら重篤(38度以上の発熱、全身状態の変化)になったら治療するのか、どちらが良いのでしょうか?
そもそも細菌が住み着いて抗生剤が効かないという事はあるのでしょうか?

家族としては早期治療が大切だと考え、重篤になる前に治療が必要ではないかと考えます。

とても難しい問題かと思います。
ご意見を賜りたく、宜しくお願い致します。

2名の医師が回答しています

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