前立腺癌の治療法選択のご相談
person60代/男性 -
下記1項に示す治療法に対し、優先順位とその理由・根拠を、ご提案、ご説明下さいますようお願い申し上げます。文章は簡潔さ優先ゆえ、非礼をお許し下さい。
1.治療法の候補
1.全摘除術(ロボット支援)、2.放射線IMRT、3.放射線SBRT、4.放射線MRリニアック、5.重粒子線、6.高線量率小線源治療HDR-BT、7.低線量率小線源治療LDR-BT なお、現在、大病院の泌尿器科で治療中です。この病院では1.2.7.が可能。3~6の治療法の場合、紹介状を書いていただきます。
もし、他に良い治療法が有れば、ご提示下さい。
2.小職の病状
・年齢:67歳0ヶ月
・健康状態:普通、五体満足。全身麻酔、手術の体力有り。健康不調の症状は、多少頻尿程度です。(仕事:現在、アルバイトでシフト制事務。治療中or自宅療養期間が2ヶ月以上となれば、仕事を辞めざるを得ないですが、辞めても問題ありません。)
・PSA値の経過:最初2019年11月~2021年5月で6.0~6.6、
2021年8月~2022年6月で8.5~8.7、
2023年2月~2023年11月で9.8~11.5、
2024年8月~2025年2月で13.3~13.3。当初、前立腺肥大と思われていた。
・MRI結果:2019年12月、2021年9月は異常なし、この時、前立腺体積25ml。
2024年12月の診断結果は、尖部腹側にPIRADS4。下記に所見を記載。
前立腺寸法・体積:42×32×41mm,29ml相当。
PI-QUAL v2:T2w-score4/4、DWI- score4/4、DCE- scoreなし、PI-QUAL=3
移行域は腫大し複数の結節を認めます。T2強調画像で無構造な低信号を示す、移行域癌を疑う異常信号域を認めません。辺縁域は、腫大した移行域に圧排され炎症性変化を疑うびまん性の不明瞭な淡いT2強調低信号が広がっています。尖部腹側に、13×5mm大の拡散強調高信号、ADC低値域がありPIRADS4.前立腺癌の疑いのある信号域です。
膀胱には肉柱形成と壁肥厚があり、慢性的な排尿障害を疑います。骨、リンパ節にあきらかな異常を認めません。S状結腸憩室を認めます。
・針生検結果2025年3月14日の診断:10本中4本が陽性。グリソンスコアは4+3=7
全摘除術時は、癌細胞は左側に有るので、右側の勃起神経は残せるとのこと。
CTと骨シンチ結果:30日後判明するので、現時点では限局性癌とご判断下さい。
3.通院
自宅は大阪の北摂地域。1項の全ての治療法に対して、実績豊富な病院・医療機関が大阪北部に有り、通院は1時間程度で、通院の問題なし。
4.費用
基本は、3割負担の健康保険適用、高額療養費制度を利用します。万が一の時は、がん生命保険の先進医療1000万円特約が有ります。
5.治療法選択の指標
下記に希望の重要度が大きい事項を、順にその優先順位を示します。これを基に治療法の優先順位をご提示、理由・根拠のご説明をお願い致します。他に良い治療法が有れば、ご提示下さい。
1.根治、2.尿失禁の期間は短い方が良い。1年以上や回復不可は絶対ダメ。3.性機能(勃起)は低下しても良いが、少しは残して欲しい。4.再発(無いものと安易に考えています)時、治療成績が良いこと。5.合併症・副作用(排尿障害、直腸障害等)は一時的ならOKです。6.治療期間は短い方が良いが、長くてもOK。
以上、長文ですいませんが、よろしくお願い申し上げます。
本サービスは医師による健康相談サービスで、医師による回答は相談内容に応じた医学的助言です。診断・診察などを行うものではありません。 このことを十分認識したうえで自己の責任において、医療機関への受診有無等をご自身でご判断ください。 実際に医療機関を受診する際も、治療方法、薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。