前立腺癌と鼠径ヘルニアの治療順序・治療に間をとる期間のご相談

person60代/男性 -

1.相談内容
前立腺癌と鼠径ヘルニアの治療順序、治療に間をとる期間のご教示をお願い致します。
小職の疑問(不安)は以下のとおりです。
1)前立腺癌(ロボット支援全摘除術)が先で、鼠径ヘルニアが後の場合
尿失禁が続いていても、メッシュ(人工膜)挿入可能なのか?
2) 前立腺癌(放射線治療)が先で、鼠径ヘルニアが後の場合
放射線治療中に、メッシュ挿入可能なのか?放射線治療完了後なら、メッシュ挿入可能なのか?
3) 鼠径ヘルニアが先で、前立腺癌(ロボット支援全摘除術)が後の場合
挿入したメッシュが、全摘除術のじゃまにならないか?
4)鼠径ヘルニアが先で、前立腺癌(放射線治療)が後の場合
挿入したメッシュは、放射線を受けた場合、役目を果たさなくならないか?

2.小職の病状
2.1. 前立腺癌
”A”大学病院は、ロボット支援全摘除術(実績約100件/年)、放射線IMRT(実績約180件/年)、その他低線量率小線源治療LDR-BTが可能です。この”A”大学病院で、3月14日、針生検を受けました。結果は下記のとおりでした。
10本中4本が陽性。グリソンスコアは4+3=7
全摘除術時は、癌細胞は左側に有るので、右側の勃起神経は残せる(MRI画像も有り)とのこと。
最終、CTと骨シンチ結果出る4月25日の判断ですが、現時点でT2bの可能性が高い中リスク癌と想定して下さい。

2.2.鼠径ヘルニア
“B”病院は、鼠径ヘルニアに対し、腹腔鏡手術(実績約100件/年)の治療が可能です。
小職は、約5年前、“B”病院で、腹腔鏡手術でメッシュ(人工膜)を、鼠径部左側(陰茎から上へ30度、距離10cm)に入れました。
今般、10日ほど前、身体内部で、感覚ですが糸のようなモノが、睾丸左側から鼠径部左側にかけて、下方向へ引っ張られる感覚がありました。それから約3日後から、メッシュを入れた同じ場所で少し痛みが出てきました。痛みは、体の体勢に関係なく、起きている時間の半分程度で感じます。治療として、4月14日、“B”病院で初診を受けます。

2.3.今般、鼠径ヘルニアで“B”病院で初診を受ける理由
病院への紹介状を書いてもらいに、街のかかりつけ医師に依頼しに行ったところ、5年前、“B”病院でメッシュ(人工膜)挿入手術を受けているから、“B”病院は状況が分かる。”A”大学病院は手術で腹の中を見ないと分からない。よって、“B”病院でないと紹介状は書かないと言われました。
小職は、”A”大学病院であれば、前立腺癌と鼠径ヘルニアの治療で、連携が取れるのではと思いましたが、残念でした。

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